昆布とわかめの違いを徹底比較!出汁・栄養・使い分けの全真相
今注目を集めている 昆布とわかめの違いを徹底比較!出汁・栄養・使い分けの全真相について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。
風味や肉質の個性を決定づけているのが、それぞれの生息海域と収穫カレンダーです。育つ環境の海水温や波の荒さが、食材としてのテクスチャーに直結しています。
昆布は冷涼な低水温を好むため、国内流通量の95%以上が北海道沿岸で占められています。利尻昆布(澄んだ上品な高級出汁)、羅臼昆布(濃厚で甘みのある濃い出汁)、真昆布(まろやかで格式高い出汁)、日高昆布(煮えやすく出汁・具材兼用)といった銘柄ごとに特徴が分かれます。収穫時期は7月〜9月の夏の数ヶ月間に集中し、天日干しや蔵囲い(熟成)を経て通年流通します。
対するわかめは、日本全国の沿岸に分布していますが、特に激しい潮流に揉まれる三陸(岩手・宮城)や鳴門海峡(徳島・兵庫)が二大ブランド産地として君臨しています。わかめの旬は2月下旬から4月の春先です。この時期にしか出回らない「生わかめ」は、湯通しした瞬間に褐色から鮮やかなエメラルドグリーンへ劇的に変色し、春の風物詩として絶大な人気を誇ります。