ぺこぱ「時を戻そう」の誕生秘話と元ネタ|否定しないツッコミの真実
ぺこぱ「時を戻そう」の誕生秘話と元ネタ|否定しないツッコミの真実に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
キャッチーな響きとキザな身振りで放たれる「時を戻そう」ですが、綿密に計算されて作られた台詞ではありませんでした。その発祥は、お笑いライブの舞台上で起きた「痛恨のネタ飛ばし」をカバーするためのアドリブにあります。
当時のぺこぱは、着物姿にローラーシューズという奇抜なビジュアルで試行錯誤を繰り返していました。ある日のライブ中、相方のシュウペイが漫才のセリフを大きく飛ばし、舞台上に気まずい沈黙が流れるハプニングが発生します。通常の漫才であれば「ネタ忘れてんじゃねえよ!」と激しく頭を叩いて笑いに変える場面ですが、キャラクターに没入していた松陰寺太勇は咄嗟にこう叫びました。
「……時を戻そう」
紫色のスーツを翻しながら舞台上を旋回し、何事もなかったかのように直前の場面からネタを再開。この機転を利かせたリカバーが客席に大ウケしたことで、正式な決めフレーズとしてネタに組み込まれました。ピンチをチャンスに変える咄嗟の直感が、歴史的フレーズを生み出す決定打となったのです。