なぜ腕がない?ミロのヴィーナスの謎と黄金比・失われた両腕の真相に迫る
なぜ腕がない?ミロのヴィーナスの謎と黄金比・失われた両腕の真相に迫るとはどのようなものなのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
Q1:ミロのヴィーナスは1つの大理石から丸ごと彫り出されたのですか?
A1:いいえ、実は複数の大理石パーツを組み合わせて作られています。上半身と下半身は別々に彫られてから腰のドレープの境界部分で精密に接合されており、左腕や結髪なども別ピースとして制作され金属のダボで固定されていました。
Q2:もともとは色が塗られていたというのは本当ですか?
A2:本当です。古代ギリシャ・ヘレニズム期の彫刻の多くは極彩色で塗装されていました。ミロのヴィーナスも制作当時は肌や衣服、髪の毛に鮮やかな顔料が塗られ、耳には金属製のイヤリングなどの装飾品が取り付けられていた痕跡(ピアスの穴)が確認されています。
Q3:ルーヴル美術館のどこに行けば本物を見ることができますか?
A3:ルーヴル美術館のシュリー翼1階(地上階)、古代ギリシャ・エトルリア・ローマ美術部門の展示室(第345室)に常設展示されています。「モナ・リザ」「サモトラケのニケ」と並ぶルーヴル屈指のメイン導線上に位置しています。