『それでもボクはやってない』結末ネタバレ!有罪の理由と実話の真相

『それでもボクはやってない』結末ネタバレ!有罪の理由と実話の真相にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

コメディの名手として知られていた周防正行監督が、3年もの歳月をかけて裁判の傍聴と取材を行い、徹底したリアリズムで本作を完成させた意図はどこにあったのでしょうか。

ラストシーンで徹平が語るモノローグには、監督自身が司法制度に対して抱いた強い危機意識が集約されています。

「どうかあなた自身の目で、私を見てください。裁くあなたを、私自身が裁いているのです」という痛切な言葉は、法壇の上から書類だけを見て人を裁く裁判官に対する鋭い告発です。真実を知っているのは行為者本人だけであり、裁判官が神の視点を持たない以上、曖昧な心証で人を罪に問うことの恐ろしさを、徹平の眼差しを通じて観客一人ひとりに問いかけています。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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