道管と師管の違いと覚え方!内側外側の並び順や見分け方を徹底解説
道管と師管の違いと覚え方!内側外側の並び順や見分け方を徹底解説に関する最新の話題を詳しく解説いたします。
道管と師管が集まった束のことを「維管束(いかんそく)」と呼びます。この維管束の配置パターンは、被子植物のグループである「双子葉類」と「単子葉類」で明確に分かれており、入試問題の最頻出項目です。
双子葉類(アサガオ、ヒマワリ、ホウセンカなど)
双子葉類の茎の断面を見ると、維管束がきれいに輪の形(円状)に並んでいます。そして、内側の道管と外側の師管の間には、細胞分裂を盛んに行う「形成層(けいせいそう)」という組織が存在します。形成層が新しい道管と師管を次々と作り出すことで、茎が年々太くなる「肥大成長」が可能になります。樹木の年輪ができるのも、この形成層の働きによるものです。
単子葉類(トウモロコシ、ツユクサ、イネなど)
単子葉類の茎の断面では、維管束が規則正しく並ばず、全体に散らばって(散在して)存在します。また、単子葉類の維管束には形成層がありません。そのため、トウモロコシやイネなどの草本植物は、双子葉の樹木のように幹が年々太くなっていくことはありません。