Jcs意識レベル評価の覚え方と見分け方!Gcsとの違いや看護記録の極意

Jcs意識レベル評価の覚え方と見分け方!Gcsとの違いや看護記録の極意の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

カルテ開示や多職種カンファレンスにおいて、質の高い看護記録は医療安全の砦となります。意識障害患者の記録において避けるべき典型例は、「JCS 20」や「意識レベル低下」といった数値・結論のみの記載です。

医師や次のシフトの看護師が真に求めているのは、「どのような刺激を与え、患者が具体的にどう反応したのかという客観的事実」です。SOAP記録の「O(Objective:客観的データ)」には、刺激の内容・反応・バイタルサイン・神経所見をセットで記述します。

【悪い記録例】
「意識レベルJCS 20。呼びかけると開眼するが活気なし。様子観察とする。」
※何時何分に、どんな強さの声で、手足の動きはどうだったのかが全く読み取れません。

【実践的な良い記録例(脳卒中疑いの急変時)】
「14:15 訪室時、閉眼して呼名に応答なし。肩を叩きながら大声で呼名すると辛うじて開眼し、『ここはどこ?』と問いかけると『病院……』と小声で返答あり(JCS 20、見当識軽度低下)。自発的な発語は少なく刺激をやめると速やかに再閉眼する。
瞳孔径:右 3.0mm / 左 3.0mm、対光反射迅速。右上肢のバレー徴候陽性(下垂あり)。バイタルサイン:BP 178/96mmHg, HR 68bpm(整), SpO2 98%(room air)。直ちに当直医〇〇へ報告し、緊急頭部CT指示受ける。」

このように、「刺激の種類」「開眼の持続性」「発語内容」「局所神経症状(瞳孔・麻痺)」を網羅して記録することで、病態の急激な悪化(脳ヘルニアの兆候など)をチーム全体で早期に察知できるようになります。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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