Eaaはいつ飲むのが正解?効果を最大化する摂取タイミングと真実
Eaaはいつ飲むのが正解?効果を最大化する摂取タイミングと真実について押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。
「EAAを飲み始めてからお腹が緩くなり、ジムのトイレに駆け込むようになった」という訴えは、フィットネスコミュニティでも日常茶飯事です。都内のパーソナルジムで指導にあたるチーフトレーナーも次のように語っています。
「初めてEAAを導入されたお客様の約3割が、初期段階で腹部膨満感や下痢を訴えます。その大半をヒアリングすると、粉末を少量の水に溶かして一気に煽り飲んでいる。これは体質の問題ではなく、明らかな物理現象です」
このトラブルの正体は「浸透圧性下痢」です。EAAは低分子のアミノ酸が高純度で詰まった粉末です。高濃度の水溶液が一気に胃から腸へ流れ込むと、腸管膜の内外で急激な濃度勾配が発生します。腸は濃すぎる内容物を薄めようとして、血管側から腸管内へと大量の水分を浸出させます。その結果、腸内が急激に水浸しになり、激しい腹痛や下痢が引き起こされるのです。この事態を防ぐための黄金則は以下の2点に尽きます。
- 希釈濃度の適正化:EAA 10〜15gに対して、水は最低でも500〜700ml以上を確保する。
- 分割摂取の徹底:一気に飲み干さず、トレーニングのインターバルごとに1口ずつ、時間をかけてちびちび飲む。
また、やってしまいがちな失敗として就寝前のEAA摂取が挙げられます。夜間の筋分解を防ぎたい一心で寝る直前に飲む人がいますが、これは明確なデメリットを伴います。急速にアミノ酸が吸収されると一過性のインスリン分泌が促され、睡眠中の自律神経に影響を与える可能性があります。さらに、約1時間後には血中濃度が急落するため、就寝後半の長時間のタンパク質維持には寄与しません。就寝前に飲むべきは、4〜6時間かけてゆっくりアミノ酸を放出し続けるカゼインプロテインやソイプロテイン、あるいは固形食のタンパク質です。