意識レベルJcsの判定基準と覚え方|救急・看護現場で迷わない評価法

意識レベルJcsの判定基準と覚え方|救急・看護現場で迷わない評価法を徹底追究! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。

「ベッドサイドに行った瞬間、10なのか20なのか分からなくなる」「1と2の差をどう質問で切り分ければいいのか迷う」——これは多くの新人看護師や救急隊員が一度は直面する壁です。判定の迷いをゼロにするためには、頭の中でチャートを辿るのではなく、「最初のアクションを決めておくこと」が最も効果的です。

現場で瞬時に判定を下すための意識レベルJCS 覚え方として、臨床のエキスパートが実践している「3ステップ思考法」を頭に入れておきましょう。

【ステップ1:目を開けているか?(覚醒の有無)】
部屋に入った際、患者が自発的に目を開けていれば、その時点で「1桁(Ⅰ群)」が確定します。目を閉じていれば、2桁か3桁のどちらかです。この第一関門をわずか1秒で見極めます。

【ステップ2:声をかけて開くか?(刺激の種類)】
目を閉じている患者に対し、「〇〇さん、わかりますか?」と普通の声で呼びかけます。これで目を開ければ「10」。大きな声や肩を軽く叩くことでようやく開ければ「20」。痛みを加えながら呼びかけ続けてやっとうっすら目を開けるなら「30」です。声をかけても一切目を開けない場合は、次のステップへ進み「3桁(Ⅲ群)」と判断します。

【ステップ3:痛みにどう反応するか?(運動反応の質)】
胸骨圧迫や爪床圧迫などの強い痛み刺激を与えたとき、開眼はしないものの「痛いところを手で払いのける」ような的確な動きがあれば「100」です。「手足をビクッと縮めるだけ、または顔をしかめるだけ」なら「200」、ピクリとも動かなければ完全な深昏睡である「300」となります。

1桁の細かな分類(1・2・3)に迷った際は、「見当識の段階的喪失」を思い出してください。1は「なんとなくボーッとしている(清明ではない)」、2は「外の世界(時間・場所)がわからない」、3は「内なる自分(名前・生年月日)すらわからない」というように、自己喪失の深度で捉えると絶対に忘れません。

阿部 裕樹

阿部 裕樹

エンタメ専門ジャーナリスト

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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