源五郎丸と五郎丸歩は親戚?ラグビー界の珍名疑惑と現在の真相
源五郎丸と五郎丸歩は親戚?ラグビー界の珍名疑惑と現在の真相とは一体何なのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
両者が別人である決定的な根拠は、それぞれの名字が持つ成り立ちと地理的分布の違いにあります。日本の名字研究において「丸」が付く姓は、城郭(本丸、二の丸)や船の名前に由来するケースと、中世の開墾地(私有地)の区画名に由来するケースに大別されます。
五郎丸 苗字の出身地は主に福岡県や富山県、広島県などに点在しています。特に福岡県八女郡広川町や久留米市周辺には「五郎丸」という大字(地名)が実在し、五郎丸歩氏自身も福岡県福岡市の出身です。鎌倉時代から室町時代にかけて、五男(五郎)が新しく切り拓いた田畑や居住地を「五郎丸」と呼んだことが地名化し、そこに定住した一族が名字として名乗ったのが起源とされています。
対する源五郎丸 名字 ルーツは、九州北部の佐賀県を中心とする極めて限られた地域に固有のものです。名字データによると、源五郎丸姓を名乗る世帯は全国でも数十世帯、人口にして約150人前後しか存在しない超希少姓(珍名)です。その由来は、佐賀藩鍋島家の支配地域において「源五郎」という有力な農民や開発領主が開墾した土地(丸)に名付けられた屋号・地名が発祥と伝えられています。