減算歴車はなぜ安い?メーター改ざんの真相と買って後悔する落とし穴

減算歴車はなぜ安い?メーター改ざんの真相と買って後悔する落とし穴について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。

SNSや中古車コミュニティ、自動車整備士のリアルな現場からは、減算歴車に手を出したユーザーの赤裸々な証言が数多く寄せられています。そこから見えてくるのは、「安物買いの銭失い」を地で行く厳しい現実です。

大手ネット掲示板や知恵袋で頻繁に見られるのは、個人売買プラットフォームや格安中古車店で購入したユーザーの後悔です。都内在住の30代男性は、「市場相場180万円のミニバンを減算歴あり・走行4万km表記で95万円で購入したが、半年後に高速道路でCVTが破損。ディーラーに持ち込んだところ、内部メモリから実走行距離22万kmのデータが抽出され、修理見積もりは70万円を超えた」と手記を寄せています。車両代と修理代を合算すると、最初から状態の良い実走行車を買っていた方が安上がりだったという皮肉な結末です。

一方で、自動車整備士やモータースポーツ関係者の間では、あえて減算歴車をターゲットにする層も一部存在します。関東近郊のチューニングショップ関係者は、「最初からエンジンや駆動系をすべて降ろして社外パーツに組み替えるサーキット専用車やドリフトベース車であれば、ボディさえ生きていれば減算歴があろうが構わない。ベース車両を底値で仕入れる手段として割り切っている」と語ります。つまり、「壊れることを前提に全分解できるスキルと設備がある人間」以外には、到底おすすめできない世界であることが浮き彫りになっています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest