ドアの謎金具「フランス落とし」とは?名前の由来から故障の直し方まで徹底解説
ドアの謎金具「フランス落とし」とは?名前の由来から故障の直し方まで徹底解説の重要なポイントについて、専門知識を基に徹底解説します。
「ツマミが硬すぎて指が痛い」「下側のロッド棒が上がらず扉が開かない」「レバーが途中で引っかかる」といった不具合は、築10年前後を経過した住宅で頻発するトラブルです。壊れたと早合点する前に、まずは以下の3大原因を疑ってみてください。
① 床受け金具へのゴミ・小石の詰まり
最も多いのが、床に埋め込まれた受け金具の穴に砂粒や硬いゴミが詰まり、ロッド棒が下まで降り切らないパターンです。爪楊枝や掃除機の細口ノズルを使って内部の異物を掻き出すだけで、あっけなく元通りに動くケースが大半を占めます。
② 建付けの狂いと扉の下がり
重量のある玄関ドアは、長年の使用で丁番(ヒンジ)のネジがわずかに緩み、子扉自体がミリ単位で傾いていることがあります。扉が傾くと、ロッド棒と受け金具の芯がズレてしまい、金属同士が強烈に干渉して動かなくなります。この場合は、扉を少し手前や奥へ持ち上げるように力を加えながらレバーを操作するとスムーズに抜けることがあります。
③ 内部グリスの劣化とホコリの固着
金物内部の潤滑油が乾き、サビやホコリを巻き込んで固着している状態です。
ここで絶対にやってはいけないのが、一般的な浸透潤滑剤(呉工業のKURE 5-22やCRC 5-56など)をそのまま吹き込むことです。一時的には滑りが良くなりますが、油分が残ってかえってホコリを強力に吸着し、数ヶ月後には以前より重症化します。使用するなら必ず「鍵穴用パウダースプレー」や「速乾性のシリコンスプレー」を少量吹き付け、レバーを細かく小刻みに動かして馴染ませるのが鉄則です。