型枠セパの全知識2026!BセパとCセパの違いや割付計算を徹底解説
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型枠工事で日常的に用いられるセパレーターですが、現場監督や若手技術者が最もつまずきやすいのが型枠セパレーターの種類と記号の使い分けです。セパレーターは両端の形状によって呼称が厳密に区別されています。その代表格がBセパとCセパです。
BセパとCセパの違いを一言で言えば、「両端にPコンをねじ込むか、片側を金物や型枠へ直接固定するか」にあります。Bセパ(BothのB)は両端がおねじ加工されており、左右両側にPコン(プラスチックコーン)を取り付けて使用します。コンクリート硬化後にPコンを脱型してモルタル穴埋めを行うため、外壁打ち放し仕上げや内外両面でかぶり厚を厳密に確保したい標準的な壁躯体で採用されます。
対するCセパは、片側がおねじ(Pコン用)、もう一方の端部が板状のフックや平座金溶接、あるいはめねじ加工になっており、型枠合板に直接ビス留めしたりアングル金物に引っ掛けたりして固定します。例えば、外部足場が組めない狭小地での片側型枠(先打ち擁壁や山留め壁への打ち継ぎ)など、裏側にPコンを仕込めない部位で力を発揮します。このほか、両端ともに平座金が付いたAセパや、中間部に止水板を溶接した止水セパ(水返しセパ)など、用途に応じた派生形が存在します。
また、セパレーター単体では機能しません。Pコンとフォームタイの役割が連動して初めて強固な型枠保持システムが成立します。Pコンは「型枠の内寸(壁厚)を正確に保ち、鉄筋のかぶり厚を確保するスペーサー」であり、外側の「フォームタイ」は縦バタ・横バタの単管パイプを外側からセパレーターと緊結し、コンクリート側圧による外側への開きを押さえ込む役割を担っています。
近年需要が伸びている基礎型枠セパレーターの選定理由としては、住宅基礎や擁壁で使われる平板セパレーター(平セパ)が挙げられます。丸セパのように穴あけ加工を必要とせず、型枠パネルの上下目地に挟み込むだけで施工できるため、工期短縮と止水性確保のバランスから標準仕様として定着しています。