飛鳥3はなぜ三菱重工で造られない?ドイツ建造の真相と就航の全貌
飛鳥3はなぜ三菱重工で造られない?ドイツ建造の真相と就航の全貌について徹底解説いたします。専門家の見解をご確認ください。
Q1:飛鳥3はなぜ三菱重工業長崎造船所で造られなかったのですか?
A1:三菱重工業が過去に海外向け大型客船の建造で2,500億円を超える巨額の特別損失を出し、2016年に大型客船事業から完全撤退したためです。そのため、飛鳥3の計画段階において国内で建造を引き受けられる体制が存在しませんでした。
Q2:飛鳥3の建造場所はどこですか?なぜその造船所が選ばれたのですか?
A2:ドイツのパペンブルグにある世界屈指の造船所「マイヤー・ヴェルフト」です。客室を規格化して工場生産するサプライチェーンが完成しており、世界初となるLNG燃料対応の中型クルーズ船建造技術を確実に備えていたことが決め手となりました。
Q3:飛鳥3の就航日はいつですか?
A3:2025年1月にドイツで進水を果たし、各種艤装と海上公試を終えた後、2025年夏に正式就航を迎えました。現在は横浜港を母港として、国内各地やアジア方面を結ぶ多彩な航路で運航されています。
Q4:ネット上で「飛鳥3は三菱重工が建造」という記事を見かけるのはなぜですか?
A4:初代「飛鳥」や「飛鳥Ⅱ」の前身(クリスタル・ハーモニー)を三菱重工業長崎造船所が建造した歴史があるため、情報が混同されたり、ネット上の誤った情報生成がそのまま残っていたりするためです。公式な建造先はドイツのマイヤー・ヴェルフトであり、三菱重工製ではありません。