深夜の給油難民が急増?24時間ガソリンスタンド消滅の真相と回避術
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経済産業省資源エネルギー庁が公表する給油所(SS)統計データによると、国内のガソリンスタンド数は1994年度末のピーク時(6万421店舗)から一貫して減少し続け、2026年現在では2万7,000カ所前後にまで激減しています。さらに深刻なのが、店舗数全体の減少ペースを上回る勢いで進む24時間営業ガソリンスタンド減少理由の存在です。
深夜帯に長距離を移動するドライバーや夜勤従事者にとって、営業時間の縮小は死活問題となりつつあります。SNS上でも「深夜のバイパスを走っていたら5軒連続で営業終了していた」「残走行可能距離が残り10kmを切って冷や汗をかいた」といった切迫した投稿が連日のように寄せられています。郊外や地方部のみならず、都市近郊の主要環状線でさえ、日付が変わると一斉にサインポールの照明を落とす店舗が目立ち始めました。
多くのドライバーが抱く「なぜ便利なセルフガソリンスタンド深夜営業を継続しないのか」という疑問の裏には、消防法という極めて強固な法律の壁が存在します。日本では、セルフ式給油所であっても顧客が勝手に危険物を給油することは認められておらず、防災センター等の監視室からモニター越しに安全を確認し、給油許可ボタン(制御スイッチ)を押す監視要員の配置が義務付けられています。
この監視要員には、国家資格である甲種または乙種第4類危険物取扱者の免状保持者であることが求められます。つまり、深夜に車が1台も来ない時間帯であっても、深夜給油危険物取扱者常駐のルールを守るために資格者を現場に拘束し続けなければなりません。完全なロボット運用や無人運用が法的に禁止されている事実こそが、深夜営業の維持を阻む根本的な要因です。