紙のサイズ完全早見表!A判B判の違いや寸法ミリ数を徹底比較
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紙の発注や入稿を行う際、サイズと同じくらい初心者がつまずきやすいのが「厚さ」の指定方法です。ネット上の印刷通販などで「コート90kg」「上質70kg」といった表記を見て、紙1枚の重さだと勘違いしているケースが後を絶ちません。
印刷業界における印刷用紙種類と厚さは、「連量(れんりょう)」という単位で取引されます。これは原紙(断裁前の全判サイズ)を1,000枚(1連)積み重ねたときの合計重量(kg)を表したものです。そのため、同じ「90kg」という表記であっても、基準となる原紙のサイズが「四六判(788×1091mm)」なのか「菊判(636×939mm)」なのかによって実際の厚みが異なります。一般的に厚さの目安として語られるのは「四六判換算」の数値です。
日常的に使われる用紙の厚みと適した用途の目安は以下の通りです。
- 四六判 55kg(坪量 約64g/m²):一般的なコピー用紙、新聞折込チラシ(薄手)。大量配布でコストを最優先する場合。
- 四六判 70kg〜73kg(坪量 約81g/m²):官公庁の提出文書、一般的なノート、週刊誌の本文ページ。裏写りが少なくめくりやすい標準厚。
- 四六判 90kg(坪量 約105g/m²):しっかりした会社案内、商品パンフレット、ポスティングチラシ。高級感と耐久性のバランスが良い。
- 四六判 110kg〜135kg(坪量 約128〜157g/m²):イベントポスター、雑誌の表紙、しっかりとしたパンフレットの表紙。
- 四六判 180kg〜220kg(坪量 約209〜256g/m²):官製はがき(約180kg相当)、名刺、ショップカード、パッケージ用紙。
2026年最新印刷サイズの実務トレンドとして、オンデマンド印刷機の精度向上に伴い、極小ロットでの変形サイズ印刷や、環境配慮基準を満たすFSC認証紙・バガス紙(サトウキビの搾りかす由来)の規格統一が進んでいます。デジタル入稿データとの親和性を高めるため、仕上がりサイズから上下左右に3mmずつ余分に色を伸ばす「塗り足し(裁ち落とし幅)」の設定は、いかなる用紙サイズであっても必須の鉄則として受け継がれています。