1マイルは何キロ?陸と海で違う驚きの理由と一瞬で解る換算術
1マイルは何キロ?陸と海で違う驚きの理由と一瞬で解る換算術の重要なポイントについて、専門知識を詳しくお届けします。
ネット上のQ&Aサイトや旅行コミュニティで頻繁に見受けられるのが、「飛行機に1マイル乗れば、そのまま1マイレージが貯まるのか?」という誤解です。
結論から申し上げますと、航空券で積算されるマイレージ(フライトマイル)と実際の飛行距離(キロメートル)は単純なイコール関係にはありません。
国際航空運送協会(IATA)が策定する基準では、空港間の基本マイル(TPM:Ticketed Point Mileage)は大圏距離(地球上の最短ルート)に基づく「陸マイル」で設定されています。例えば、東京(羽田)から沖縄(那覇)までの区間基本マイルは984マイル(約1,583km)です。
しかし、実際に利用者のマイレージ口座に加算されるポイントは、購入した航空券の「予約クラス(運賃種別)」によって大きく変動します。
- 普通運賃・ビジネスクラス:区間基本マイルの100%〜150%が加算される。
- 早期割引運賃・格安ツアー航空券:区間基本マイルの30%〜75%程度に減額される。
- 特典航空券(マイル利用):加算率は0%(マイルは貯まらない)。
このように、「羽田〜那覇間を1往復したから約2,000マイル貯まる」わけではなく、格安運賃を利用した場合は片道約500マイル程度しか加算されません。航空会社の「マイル」は、距離の単位を名義として借りた「ポイントプログラムの独自通貨」として理解しておくのが正確です。