死戦期呼吸とは?いびきとの見分け方と心停止時の正しいAed救命手順

死戦期呼吸とは?いびきとの見分け方と心停止時の正しいAed救命手順の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

救命の現場で迷わないためには、死戦期呼吸の特徴を視覚と聴覚の両面から把握しておく必要があります。典型的な兆候は以下の通りです。

・あごがしゃくりあげるように大きく動く
・魚が陸上で口を開閉させているように口をパクパクと動かす
・「ゴロゴロ」「ヒュー」「クックッ」といった異常ないびき様・うなり声を発する
・数秒から数十秒に1回など、呼吸の間隔が極めて不規則で途切れがちである
・口は動いていても、胸や腹部が連動して上下に膨らんでいない

ここで混同されやすいのが、終末期医療の現場で見られる「下顎呼吸」や、睡眠時の「いびき」との差異です。終末期の下顎呼吸は数時間から数日かけて徐々に全身状態が悪化する過程で出現しますが、突然倒れた人に生じる死戦期呼吸は数分以内に消失し、完全な無呼吸・心停止へと移行します。

項目死戦期呼吸(あえぎ呼吸)通常の呼吸・一般的ないびき終末期の下顎呼吸胸・腹部の動き動いていない(空気の出入りなし)規則的に上下に膨らみ動く微弱だがわずかに胸郭が動く発生のタイミング突然の意識消失・心停止直後睡眠中や安静時病状末期・看取りの過程呼吸音・リズム途切れ途切れ、不規則なうなり音一定のリズムがある(気道狭窄音)浅く徐々に間隔が空く必要な緊急対応即座に胸骨圧迫+AED装着体位変換・気道確保・経過観察緩和ケア・医師・看護師の判断
渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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