警察犬がかわいいと話題!小型犬が嘱託合格した真相と愛くるしい現在
警察犬がかわいいと話題!小型犬が嘱託合格した真相と愛くるしい現在を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。
警察犬について語る際、多くの人が混同しやすいのが直轄警察犬と嘱託警察犬の違いです。警察が直接所有し、警察学校や警察犬訓練所で警察官(鑑識課員など)がハンドラーとして育成する犬を「直轄警察犬」と呼びます。直轄犬は警備や犯人制圧などの力仕事も兼ねるため、警察庁が指定する7犬種(ジャーマン・シェパード、ドーベルマン、エアデール・テリア、コリー、ボクサー、ラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバー)が原則となります。
一方、チワワやトイプードル、柴犬などが活躍しているのは、民間の訓練士や一般の飼い主が所有・飼育し、各都道府県警察が実施する審査会に合格して委託を受ける「嘱託警察犬」という枠組みです。警察庁指定の7犬種以外でも、高い捜査能力を有していれば犬種を問わず受験を認める警察本部が全国で増加したことが、小型警察犬誕生の扉を開きました。
では、なぜ現場は小型犬を必要としたのでしょうか。小型警察犬の採用理由は、現場の切実な要請に基づいています。地震や土砂崩れなどの災害現場において、大型犬の体重(30kg〜40kg)では崩落の危険がある場所や、瓦礫のわずかな隙間(数十センチ)には進入できません。体重2kg〜5kg前後の小型犬であれば、狭小空間に軽々と入り込み、奥深くに閉じ込められた要救助者の体臭を感知できます。
さらに見逃せないのが「威圧感のなさ」です。2020年代半ば以降、社会問題化している認知症高齢者の徘徊事案や迷子事案において、屈強な大型犬が迫ると対象者が恐怖心から逃げ出したり、ショックを受けたりするリスクがありました。その点、愛らしい小型犬は対象者に警戒心を抱かせず、穏やかな保護へとつなげられる心理的メリットを備えています。