新幹線の車内販売はなぜ消えた?廃止の真相とアイスの現在地

新幹線の車内販売はなぜ消えた?廃止の真相とアイスの現在地の真相について、専門知識を詳しくお届けします。

東海道新幹線において、唯一車内での購入が可能なのがグリーン車です。JR東海が車内販売の代替サービスとして導入したのが「東海道新幹線モバイルオーダーサービス」です。かつてのようにパーサーが頻繁に巡回するのではなく、乗客のスマートフォンからオンデマンドで注文を受け付ける仕組みへと進化しました。

グリーン車の車内販売の現在の運用形態と、新幹線モバイルオーダーの使い方における具体的な手順は次のとおりです。

  • ステップ1:座席のQRコードを読み取る
    グリーン車の座席前ポケットや肘掛け付近に掲示されている専用QRコードを、所持しているスマートフォンのカメラでスキャンします(専用アプリの事前ダウンロードは不要で、ブラウザ上で起動します)。
  • ステップ2:メニューから商品を選択する
    画面上に表示される商品一覧から、希望するアイスクリーム、飲料、菓子類、アルコールなどを選択します。
  • ステップ3:注文を確定しパーサーの到着を待つ
    座席番号が自動的に紐づいているため、確定ボタンを押すだけで注文が完了します。数分から十数分程度でパーサーが座席まで商品を届けに来ます。
  • ステップ4:受け取り時に決済する
    商品受け取り時に、現金のほか各種クレジットカード、交通系ICカードなどで支払いを済ませます。

ここで知っておくべき決定的な注意点があります。このモバイルオーダーサービスは普通車の乗客は一切利用できません。スマートフォンの画面にアクセスできたとしても、普通車の座席へ配達してもらうことは不可能です。また、お弁当やサンドイッチといった主食系の取り扱いは基本的に終了しており、ラインナップはアイスやスナック、飲み物などの軽食・嗜好品に特化されています。普通車を利用する乗客は、乗車前に改札外やホームで確実に食事を確保しておく必要があります。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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