鳥取県の人口50万人割れは目前?全国最少が続く理由と過疎の真相
鳥取県の人口50万人割れは目前?全国最少が続く理由と過疎の真相とはどんな影響があるのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
県内の内訳を精査すると、極端な一極集中ならぬ「二極集中」と、それに伴う周辺町村の急速な衰退が浮き彫りになります。
県庁所在地である鳥取市の人口は約18万3,000人を擁し、県全体の3割以上を占めています。一方、西部の商業都市である米子市の人口は約14万5,000人(隣接する境港市の約3万2,000人を合わせると約17万7,000人規模)に達します。つまり、県人口の約6割以上がこの東西の2大都市圏に集約されています。
その煽りを受けているのが、中部に位置する倉吉市(約4万4,000人)や中山間地域の町村部です。日野郡(日野町・江府町・日南町)や八頭郡(八頭町・智頭町・若桜町)などでは、全町民を合わせても数千人規模にとどまる自治体が続出しており、鳥取県の過疎化の現状は極めて深刻です。路線バスの減便やガソリンスタンドの撤退、空き家の急増など、生活インフラの維持そのものが瀬戸際に立たされています。