トイレのレバーが戻らない?放置厳禁の真相と即座に直す自力修理法

トイレのレバーが戻らない?放置厳禁の真相と即座に直す自力修理法について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

日本の二大衛生陶器メーカーである「TOTO」と「LIXIL(旧INAX)」では、採用されているレバーハンドルや排水弁のメカニズムに固有の特徴があり、不具合の出方にも違いが見られます。

TOTOトイレレバー戻らないケースでは、レバー軸の奥にある樹脂製カウンターウェイトやスプリングの破損、もしくはピストンバルブ型排水弁のパッキン摩耗が多く見られます。近年のTOTO製品はレバーを倒した後に自重でスムーズに戻るよう精密に設計されていますが、タンク内のボールタップや防露層(発泡スチロール)が浮き上がり、レバーのアーム棒に物理的に接触して戻りを妨げている事例も少なくありません。レバー付け根のナットが緩んで斜めに傾いている場合は、モンキーレンチで適度に締め直すだけで回復することもあります。

一方、LIXILトイレレバー空回り対処法として知っておくべきは、同社特有の「ドラム式巻き取り機構」や樹脂製カムの摩耗です。LIXIL製ではチェーンの代わりに樹脂製ワイヤーやギアを介して弁を引き上げるタイプ(大・小の切り替えが独立している機構など)が存在します。このギア部分の噛み合わせがズレたり、軸受けのプラスチックが疲労骨折を起こすと、手元のレバーは軽々と空回りし、定位置にも戻らなくなります。ギアのズレであれば一度分解して正しい位置に噛み合わせ直すことで復旧しますが、爪が折れている場合はレバーユニット自体の交換が必須となります。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest