エゴサとは?本来の意味とバレない調べ方・やめられない心理を徹底解説

エゴサとは?本来の意味とバレない調べ方・やめられない心理を徹底解説の詳細について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

「エゴサ」とは、英語の「ego search(エゴサーチ)」を短縮したカタカナ語です。ラテン語に由来する「ego(自我・自分)」と英語の「search(探す・調べる)」を組み合わせた造語であり、検索エンジンやSNSの検索機能を用いて、自分自身の本名、ハンドルネーム、運営するブログ・Webサイト、自らが生み出した作品などの評判を自発的に調査する行為を指します。海外のネットカルチャー黎明期から使われていた表現であり、日本でもブログ全盛期を経て、X(旧Twitter)やInstagramの普及とともに爆発的に広まりました。

日常会話のなかでは意味の混同もしばしば見られます。特に混同されやすいのが「パブサ(パブリックサーチ)」との違いです。

パブサは、自分自身ではなく「世間一般の話題」「流行しているトレンド」「好きなアイドルやアニメ作品」など、パブリック(公の領域)に属する事象を広く調べる行為を意味します。推し活において「〇〇君の昨日のライブの感想を調べる」といったアクションは本来パブサに分類されますが、若年層を中心に「ネット上で検索をかける行為全般」をエゴサと呼ぶケースが増加しています。言葉の変遷としては自然な流れであるものの、情報発信者やクリエイターが「エゴサ公言」と口にする場合は、あくまで「自分への評価を直接見に行っている」というニュアンスを含んでいる点を押さえておく必要があります。

また、ビジネス領域における「ソーシャルリスニング」とも根幹でつながっています。ソーシャルリスニングは、企業が自社のブランド名、新商品、競合他社に関する生活者の生の声(UGC:ユーザー生成コンテンツ)をSNS上で収集・分析し、商品開発やリスク管理、PR施策の改善に生かすマーケティング手法です。構造としてはエゴサーチと同じですが、個人が行うエゴサが感情的な承認欲求や不安に直結しやすいのに対し、ソーシャルリスニングは感情を排してデータを統計的に処理する点に大きな隔たりがあります。

加藤 愛美

加藤 愛美

エンタメ専門ジャーナリスト

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。

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