全国自治体病院協議会が直面する赤字危機と地域医療再編のリアル
話題沸騰中の 全国自治体病院協議会が直面する赤字危機と地域医療再編のリアルについて、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。
全国自治体病院協議会は、都道府県や市区町村、一部事務組合などが設置する全国約800〜900施設の公立・公的病院で構成される公益社団法人です。自治体病院相互の連携を深め、医療水準の向上や病院経営の健全化、地域医療の確保を図ることを目的としています。
協議会の運営をリードする全国自治体病院協議会 役員名簿には、全国各地の基幹病院で病院長や管理者などを務める医療界の重鎮が名を連ねています。彼らは厚生労働省や総務省などの諮問委員会や検討会へ現場の声を直接届け、政策提言を行うキーマンとしても機能しています。
自治体病院は、民間の医療機関では採算が合いにくい「高度急性期医療」「救急医療」「小児・周産期医療」「感染症対策」「精神科医療」、さらには離島や山間部における「へき地医療」を一手に引き受けています。しかし、そうした行政的医療(不採算医療)を担い続けてきた病院ほど、近年の構造変化によって深刻な経営悪化に直面しているのが実態です。