ボロネーゼとミートソースの決定的な違い|発祥と味の真相を徹底解剖

ボロネーゼとミートソースの決定的な違い|発祥と味の真相を徹底解剖に関する最新のニュースを速報でお届けします。関心のある方は必見です。

パスタ料理において「ソースと麺の組み合わせ」は味の完成度を左右する決定的な要素です。ここにも両者の明確な設計思想が存在します。

ボロネーゼに合わせるべき正統なパスタは、幅6.5mm〜8mm程度に伸ばされた平打ちの卵入り生パスタ「タリアテッレ(Tagliatelle)」です。粘度の高い肉主体のソースは、細い丸麺では絡まりにくく、肉の塊が皿の底にすべて取り残されてしまいます。表面積が広く、平らな形状をしたタリアテッレを使うことで、濃厚な赤ワインと肉の粒子が麺の表面にしっかりとホールドされ、一口ごとに麺と肉が完璧な比率で口内に運ばれます。

一方、ミートソースが一般的な1.6mm〜1.8mmの丸麺スパゲッティと抜群の相性を誇るのは、ソースにとろみと水分量があるためです。茹で上げたスパゲッティに油分(バターやサラダ油)を軽く絡め、その上から熱々のミートソースをたっぷりとかけることで、ツルツルとした喉越しとともに甘みのあるソースを絡め取ることができます。途中で粉チーズやタバスコをかけて味変を楽しむという日本独自の喫食スタイルも、この丸麺スパゲッティのプレーンなキャンバスがあってこそ成立しています。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest