フジテレビで何があった?視聴率低迷の真相と早期退職・不祥事の深層
フジテレビで何があった?視聴率低迷の真相と早期退職・不祥事の深層について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をご覧ください。
低迷を打破すべく断行されたのが、長年にわたり局の顔であった看板番組の打ち切りでした。
32年続いた『笑っていいとも!』(2014年終了)をはじめ、『めちゃ×2イケてるッ!』『とんねるずのみなさんのおかげでした』(ともに2018年終了)など、かつての黄金期を支えたメガヒット番組が相次いで幕を下ろしました。高額な制作費や出演料に見合う視聴率が取れなくなったことが打ち切りの真相ですが、後継として立ち上げられた新番組が軒並み定着せず、昼帯やプライム帯の枠組みは長期間にわたり迷走を余儀なくされました。
こうした状況は業績の推移にも明確に表れています。地上波テレビ放送事業の広告収入は右肩下がりの傾向が続き、制作部門単体での収益性は大幅に悪化。親会社であるフジ・メディア・ホールディングスの利益を支えているのは、テレビ放送ではなく都市開発・不動産事業(サンケイビル等)や観光事業であるという「不動産会社化」した収益構造が定着することになりました。