プロが明かすマグロの煮付け黄金比!パサつき・臭みを消す極上レシピ
プロが明かすマグロの煮付け黄金比!パサつき・臭みを消す極上レシピの概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
マグロのアラや切り身を料亭の味に引き上げるための決定打となるのが、「80℃前後の霜降り」と「徹底的な血合いの掃除」です。沸騰した熱湯を直接かけると皮や身が破れて旨味が逃げてしまうため、一歩手前の湯にマグロをサッと5秒ほどくぐらせ、直後に冷水へと取ります。表面のタンパク質が白く濁ったら、指の腹や竹串を使って骨のキワに残る黒褐色の血合いやウロコ、ぬめりを丁寧に洗い流してください。この一手間だけで、完成時の生臭さは完全に消失します。
臭みを断ち切った後に用いるべきは、素材のポテンシャルを極限まで引き出す調味料の黄金比率です。基本となる配合比率は以下の通りです。
【基本の黄金比(切り身・アラ共通)】
酒:みりん:醤油:水:砂糖 = 4:3:2:2:1
(※しっかりとした甘辛い角煮風に仕上げたい場合は、醤油と砂糖の比率を一段階引き上げます)
鍋に調味料と薄切りにした生姜を入れ、しっかりと煮立たせてアルコールを飛ばしてからマグロを重ならないように並べます。ここで必須となるのが落とし蓋(アルミホイルやクッキングシートで代用可)の使用です。落とし蓋をすることで少量の煮汁が対流し、魚の上面まで均一に蒸気と熱を行き渡らせることができます。煮崩れを防ぎながら、強火を避けつつ短時間で芯まで味を含ませるための必須テクニックです。