シャルコーの3徴とは?急性胆管炎と多発性硬化症の違いや覚え方を解説
シャルコーの3徴とは?急性胆管炎と多発性硬化症の違いや覚え方を解説に関する疑問や疑問点をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
医師国家試験、看護師国家試験、救急救命士試験において、シャルコーの3徴とレイノルズの5徴は毎年のように出題される定番テーマです。現場で咄嗟に引き出せる鉄板のゴロ合わせを紹介します。
1. 急性胆管炎のシャルコー3徴の覚え方
【ゴロ】「発光する痛い胆管」(はっ・こう・つう)
- 発(はっ):発熱(38℃以上の高熱・悪寒)
- 光(こう):黄疸(おうだん)
- 痛(つう):右季肋部痛(上腹部痛)
2. レイノルズの5徴の覚え方
【ゴロ】「シャルコーがショックで意識ない」
- シャルコー:発熱・黄疸・腹痛
- ショック:血圧低下・敗血症性ショック
- 意識ない:意識障害(中枢神経症状)
3. 多発性硬化症のシャルコー3徴の覚え方
【ゴロ】「意気込んで頑丈に話す硬化症」(い・がん・こう)
- 意(い):意図振戦(企図振戦)
- 頑(がん):眼振
- 話す(こう):構音障害
救急・病棟における看護ルーチンと観察の鉄則
看護師が病棟や初療室で急性胆管炎の疑い患者を受け持った際、ルーチンとして求められる具体的アクションは以下の通りです。
- バイタルサインの厳密なモニタリング(q1h〜q2h):血圧低下、著しい頻脈(心拍数100回/分以上)、呼吸数増加(22回/分以上)は敗血症(qSOFA陽性)の兆候。
- 悪寒戦慄時の血液培養2セット採取:体温が急上昇するシバリング発生時こそ菌血症のピークであり、抗菌薬投与「前」に異なる穿刺部位から2セット採取します。
- 皮膚・眼球結膜および排泄物の性状観察:自然光の下で眼球結膜の黄染を確認。尿の褐色化(ビリルビン尿)や便の灰白色化(ステルコビリン欠乏)の有無を記録します。
- 急変と緊急内視鏡への前処置:絶飲食の徹底、末梢静脈ルート(太いゲージ)の確保、同意書確認、緊急ERCPに向けた処置具のスタンバイ。