洗濯物の丸い粒はカメムシの卵?潰してはいけない理由と安全駆除法
洗濯物の丸い粒はカメムシの卵?潰してはいけない理由と安全駆除法とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
屋外に干した衣類や網戸、カーテンなどに付着するカメムシの卵には、他の昆虫にはない独特の形態的特徴があります。代表的なのは、小さな円筒形(樽型)の粒が約12〜14個、あるいは28個前後の決まった数で幾何学的にびっしりと並んでいるパターンです。カメムシは一度の産卵で規則正しく卵塊を作る習性があるため、整列した粒を見たらカメムシを疑うのが自然です。
特に日本国内で民家に被害をもたらしやすい種として、クサギカメムシの卵の特徴が挙げられます。クサギカメムシの卵は産卵直後は淡い黄緑色や灰白色をしており、直径約1.2ミリ程度の樽型で、上部に小さなフタのような輪状構造を持っています。日が経つにつれて内部の幼虫が透け、黒っぽい斑点や赤みが帯びてくるのが特徴です。
一方、緑色や白色の卵の見分け方としては、鮮やかなライトグリーンの卵塊であればチャバネアオカメムシやアオクサカメムシの可能性が高く、小さく黒褐色に近い粒が2列に並んでいる場合はマルカメムシの卵と判別できます。いずれの種であっても、卵が産み付けられた場所は「日当たりが良く風通しの良い布地や網」という共通点があります。