胸ポケットのスマホカメラは盗撮疑惑?法的リスクと誤解防止策の真相

胸ポケットのスマホカメラは盗撮疑惑?法的リスクと誤解防止策の真相についての真相をお届けします。

「自分は撮影ボタンを押していないから法的に潔白だ」という主張は、現場の法執行手続きにおいては通用しない場面が目立ちます。駅構内や商業施設で周囲から通報が寄せられた場合、警察官による職務質問や駅事務室への任意同行は避けられません。

法的な観点では、主に各都道府県が定める「迷惑防止条例」と、2023年7月に施行された「性的姿態撮影等処罰法(撮影罪)」が適用対象となります。撮影罪では、正当な理由なく他人の性的な部位や下着などを撮影する行為はもちろん、「撮影する目的でカメラを向ける行為」そのものも厳しく処罰されます。

報道各社や法曹関係者の見解によると、スマートフォンが胸ポケットから飛び出している状態で、前方の女性の背後や下半身に接近していた場合、たとえ画面が暗転していても「撮影準備行為」や「卑猥な言動」とみなされる余地が生じます。現場で警察官から端末の任意提出を求められ、写真フォルダや直近の削除履歴、バックグラウンドで動作している録音・録画アプリの精査が行われる事態になれば、潔白が証明されるまでに数時間から半日以上の拘束を強いられる現実が存在します。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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