トマトの葉の斑点は危険信号!原因別の見分け方と枯死を防ぐ再生術

トマトの葉の斑点は危険信号!原因別の見分け方と枯死を防ぐ再生術の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

葉に現れる斑点の色や形状、広がり方を観察することで、背後にある病原体を高精度に見分けることが可能です。病気ごとに菌の性質が異なるため、対処を誤れば効果が出ないばかりか、周囲の健康な株へ一気に感染を広げてしまいます。

病名斑点の色・形状の特徴発生環境・原因病原体危険度と緊急対処の指針トマト疫病水浸状の暗緑色から黒褐色の不正形斑点。葉裏に白い霜状のカビを生じる。低温多湿(15〜22℃)、雨天続き。卵菌類(カビの一種)の飛散。極めて高い(壊滅的)
発病葉の即時除去と専門殺菌剤の散布が急務。斑点細菌病1〜2ミリの小さな黒褐色水浸状斑点。病斑の周囲に黄色いハロー(暈)を伴う。多雨・台風・強風時の泥はね。細菌(バクテリア)が傷口から侵入。高い(伝染力強)
銅殺菌剤の散布。雨除けと泥はね防止を徹底。輪紋病(りんもんびょう)濃褐色から茶色の同心円状(年輪状)の輪紋を描く円形斑点。下葉から発症。高温多湿(25〜30℃)、株の草勢低下・下葉の老化。糸状菌。中〜高(進行性)
下葉の摘葉、追肥による樹勢回復、殺菌剤散布。葉かび病葉表に不鮮明な淡黄色の斑点。葉裏にはビロード状の淡褐色〜オリーブ色のカビ。ハウス・ベランダ等の高湿度(90%以上)、換気不足。糸状菌。中(換気で制御可)
密生枝の整理、風通しの確保、耐病性品種の導入。

見分けのポイントとして、「黒い斑点の周りに黄色い輪があるか」「葉裏にモヤモヤとしたカビがあるか」「茶色の斑点に同心円の模様が見えるか」の3点を虫眼鏡などで詳細にチェックしてください。特に疫病は進行スピードがすさまじく、2〜3日で主茎まで達して株全体を真っ黒に枯らすため、躊躇のない初期診断が運命を分けます。

佐藤 大輔

佐藤 大輔

シニアコンテンツプロデューサー

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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