耳の中に虫が入った!綿棒は絶対Ng?正しい出し方と救急対処法

耳の中に虫が入った!綿棒は絶対Ng?正しい出し方と救急対処法の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

「夜中の午前3時、突如として頭蓋骨の右半分を電動ドリルで削られるような衝撃と、強烈な羽音で目が覚めた」――。そう語るのは、郊外の一軒家で就寝中に外耳道異物を経験した40代男性の生々しい証言です。男性は暗闇の中で何が起きたか分からず、咄嗟に枕元にあった耳かきを耳へ突っ込みました。するとその瞬間、耳の奥で虫が激昂したかのように暴れ回り、激痛とともに意識が遠のきかけたといいます。

救急安心センター事業(#7119)へ電話をかけ、紹介された夜間救急病院の耳鼻咽喉科に駆け込んだ男性の外耳道からは、体長約1.5cmのコガネムシが摘出されました。担当医からは「耳かきで外耳道の粘膜が裂傷し、鼓膜の直前数ミリまで虫が押し込まれていた。あと少しで鼓膜が破れるところだった」と告げられたといいます。医療関係者の報告でも、耳に入った虫を自分で取り出そうとして外耳道を傷つけ、出血と激しい腫れを引き起こした状態で運ばれてくる患者が後を絶ちません。

さらに深刻なのは、「虫の動きが止まったから解決した」と自己判断して放置してしまうケースです。これによって引き起こされる耳の中に虫 放置 リスクは計り知れません。昆虫の死骸は時間の経過とともに体液が浸出し、外耳道の常在菌や真菌(カビ)と混ざり合って強烈な腐敗を起こします。結果として重度の外耳道炎、真菌性外耳炎、さらには鼓膜が融解して不可逆的な難聴や耳鳴りを残す合併症へと発展するのです。「痛みが消えた」「静かになった」としても、耳の中に虫の死骸や一部が残留している限り、リスクは進行し続けています。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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