溶連菌にクラリスロマイシンは効くのか?耐性菌の真相と処方理由

溶連菌にクラリスロマイシンは効くのか?耐性菌の真相と処方理由とはどのようなものなのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。

Q1:クラリスロマイシンを処方され2日間飲みましたが、熱が38度から下がりません。効いていないのでしょうか?
A1:耐性菌に感染している可能性が強く疑われます。溶連菌がクラリスロマイシンに感受性を持っていれば、通常24〜48時間以内に解熱傾向を示します。丸2日経過しても高熱や強い咽頭痛が続く場合は、自己判断で服用を続けず、処方を受けた医療機関を速やかに再受診してください。医師の判断により、感受性のあるセフェム系やクリンダマイシンなど別の抗生剤への切り替えが行われます。

Q2:子どもがクラリスドライシロップを嫌がって吐き出してしまいます。何に混ぜるのが正解ですか?
A2:酸味のあるジュースやヨーグルト、スポーツドリンクは絶対に避けてください。粉薬のコーティングが溶けて強い苦味が出ます。バニラアイスクリームやチョコレートシロップ、ココア味の服薬ゼリー、プリンなど、脂肪分を含み甘みが濃厚な食品に一口分だけ挟んで、噛ませずにスプーンで喉の奥へ流し込むように与えるのが効果的です。

Q3:溶連菌にかかった家族がサワシリンを飲んでいます。余っているサワシリンを自分に飲ませてもいいですか?
A3:絶対に避けてください。処方薬の使い回しは極めて危険です。患者の体重に応じた適切な用量が確保できないばかりか、万が一ペニシリンアレルギーを発症した場合に命に関わります。また、中途半端な抗生剤の服用は菌の耐性化を招き、正確な診断を妨げる原因になります。必ず医師の診察を受け、自身の処方薬を服用してください。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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