「シャブ中の顔」はどう変わる?覚醒剤が奪う表情と見抜くサイン
「シャブ中の顔」はどう変わる?覚醒剤が奪う表情と見抜くサインとはどのようなものなのか? 主要なファクトを整理してお届けします。
海外の司法機関やリハビリ施設が公開している薬物乱用者の顔写真記録(ビフォーアフター)を見ると、わずか数カ月から数年の間に別人と化していくプロセスが克明に記録されています。この急激な老化現象には、明確な医学的根拠が存在します。
覚醒剤は全身の血管を強力に収縮させるため、皮膚細胞への酸素や栄養素の供給が著しく途絶えます。これによりコラーゲンやエラスチンの生成がストップし、皮膚の弾力が失われて深いシワやたるみが一気に刻まれます。加えて、連日の徹夜と薬物による酸化ストレスが細胞のDNAを直接傷つけ、実年齢とはかけ離れた老化を加速させます。
乱用期間の経過に伴う外見の変化と特徴をまとめると、以下のようになります。
【初期(使用開始〜数カ月):】
瞳孔の拡大、肌の脂浮きや吹き出物の増加、不自然なハイテンションと落ち着きのない視線。周囲からは「最近少し痩せて疲れている」程度に見えることが多い段階です。
【中期(数カ月〜1年前後):】
急激な体重減少による頬のこけ、目の下の濃いクマ、皮膚の乾燥と土気色の変色。歯の黄ばみや欠けが始まり、顔にかきむしり傷が目立つようになります。
【重度(慢性的な乱用期):】
多数の歯が喪失または黒変(メスマウス)、顔面全体の深い陥没とたるみ、無数の皮膚病変。焦点の定まらない濁った目つきや、表情筋のこわばりによる仮面のような無表情(または突然の異常な歪み)が固定化します。