米一合は何グラム?炊き上がり重量と水加減の黄金比をプロが伝授

米一合は何グラム?炊き上がり重量と水加減の黄金比をプロが伝授の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

そもそもなぜ、現代のメートル法社会において「合」という独自の単位が生き残っているのだろうか。その根源は、かつて日本で使われていた度量衡の体系である尺貫法にある。一石、一斗、一升、一合と続く体積の単位は、古くから年貢の徴収や穀物の取引基準として深く根付いてきた。歴史的に一合は一升の十分の一、すなわち約180ミリリットルの容積を指す。

だが、近代科学の視点から言えば、体積による計量は密度の影響を極めて受けやすい。すり切り一杯の計量カップに米を詰める際、カップをトントンと叩いて米粒の隙間を詰めれば、簡単に155グラムや160グラムに達してしまう。逆にふわっとすくうと140グラム程度に目減りする。この数十グラムの誤差が、炊飯器内の水分濃度を数パーセント変動させ、食感を大きく変えてしまう原因となる。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest