羽生結弦の歴代最高得点と330点超えの真相!新旧スコア徹底比較
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ショートプログラムにおいて、羽生結弦の代名詞として世界最高得点を何度も塗り替えたのが、ショパンのピアノ曲を用いた『バラード第1番 ト短調』です。このプログラムは2014-2015シーズンに初披露されて以降、幾度ものブラッシュアップを重ね、通算5シーズンにわたって勝負のリンクで演じられました。
羽生はこの『バラード第1番』だけで、実に5回もの世界最高得点更新を成し遂げています。
なかでも伝説的なのが、2017年オータムクラシックで記録した112.72点です。ピアノの繊細な旋律と完全に一体化したスケーティングから、美しい弧を描いて跳び上がった冒頭の4回転サルコウ。完璧な軸と高い飛距離、そして乱れのない着氷により、出来栄え点は満点。後半に組み込まれた4回転トウループ+3回転トウループの連続ジャンプ、さらにはステップからのトリプルアクセルに至るまで、審判団が減点をつける隙が一切存在しない、まさに「完全無欠の演技」でした。
さらに2026年2月の四大陸選手権では、平昌五輪以降の課題となっていたプログラムの方向性を見つめ直し、再びこの『バラード第1番』を選択。新ルール下での世界歴代最高得点となる111.82点を叩き出し、男子シングル史上初となる「スーパースラム(主要国際タイトル全制覇)」を達成する原動力となりました。