居酒屋の看板「春夏冬」はなぜ“あきない”?粋な言葉遊びの由来と歴史

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看板の言葉遊びは「春夏冬」だけにとどまりません。居酒屋や和食店でよく見かけるさらに発展したフレーズに、「春夏冬 二升五合」というものがあります。

一見すると呪文やお酒の計量単位のようですが、正しい読み方は「あきない ますますはんじょう(商い 益々繁盛)」です。このフレーズの解読ロジックも、非常に見事な構成になっています。

・春夏冬(あきない):秋がない=商い
・二升(ますます):升(ます)が2つあるため「升升(ますます)=益々」
・五合(はんじょう):一升(10合)の半分(5合)なので「半升(はんしょう)=繁盛」

これらをすべてつなぎ合わせることで、「商い 益々繁盛(商売がこれからもどんどん栄えますように)」という極めておめでたい吉祥句が完成します。現在でも開店祝いの木札や贈答用の日本酒のラベル、居酒屋のメイン看板として高い人気を誇っています。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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