フォーシームとは?浮き上がる直球の原理とツーシームとの違いを徹底解説
フォーシームとは?浮き上がる直球の原理とツーシームとの違いを徹底解説について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をご確認ください。
フォーシーム(Four-seam fastball)とは、ボールが1回転する間に縫い目(シーム)が4回通過する軌道を描く直球を指します。野球における数ある変化球の種類や球種のなかで、投手が最初に習得する最も基本的な球種です。
日本国内では長年「ストレート」や「直球」という呼称が一般的でしたが、メジャーリーグ(MLB)をはじめとするトラッキング解析の普及に伴い、縫い目の使い方に応じた正確な名称として「フォーシーム」が定着しました。
実際、物理学的には地球上の重力と空気抵抗を受けるため、完全に一直線(幾何学的な直線)に進むボールは存在しません。しかし、フォーシームは後述する強いバックスピンによってボールを上向きに押し上げる力を生み出し、打者の目には「重力に逆らって真っすぐ突き刺さる球」として認識されます。