皮膚のカビは人にうつる?家族やペットからの感染経路と最新治療法
皮膚のカビは人にうつる?家族やペットからの感染経路と最新治療法とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
近年、特に相談が増加しているのがペットから人にうつる皮膚カビ(人獣共通感染症)です。犬や猫の皮膚に寄生する「小胞子菌(Microsporum canisなど)」に感染することで発症します。
特に子猫や保護猫、長毛種の猫を新しく家族に迎えた直後に発症するケースが後を絶ちません。ペット自身は毛が抜ける、フケが出る程度の軽い症状、あるいは無症状の保菌状態であることも多く、飼い主が気づかないうちに濃厚接触してしまうのです。
ペットから人に感染した場合、皮膚糸状菌症の潜伏期間はおよそ1〜3週間です。抱っこした腕や首まわり、顔などに、最初は小さな赤い丘疹が現れます。やがて中心部が治りながら外側へ向かって円形・リング状に拡大していく「環状紅斑」を形成し、耐えがたい激しいかゆみを伴うのが典型的な特徴です。
人間側における猫カビの治癒期間は通常4〜8週間程度を要します。放置すると身体の各所に飛び火し、色素沈着を起こして痕が残るケースもあるため、ペットと自分自身の皮膚の異変に気づいた段階で速やかな対処が求められます。