ポーランドボールのポルトガルはなぜ東欧扱い?哀愁漂う定番ネタの理由
ポーランドボールのポルトガルはなぜ東欧扱い?哀愁漂う定番ネタの理由について知っておくべき 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
ポルトガルボールの魅力を語る上で外せないのが、元植民地であるブラジル、そして唯一陸上で国境を接する隣国スペインとの絶妙な力関係です。ここにも、歴史の皮肉が効いた強烈な哀愁が漂っています。
かつてポルトガルはブラジルを植民地支配していましたが、現代のポーランドボール世界において立場は完全に逆転しています。人口2億人を超え、ネット上でも「Huehuehue」という独特の笑い声とともに圧倒的な存在感を放つ巨大なブラジルボールに対し、小国となったポルトガルは肩身の狭い思いをさせられます。代表的なネタが「ポルトガル語の主権奪取」です。インターネットや各種ソフトウェアの言語設定で、ポルトガル語のアイコンにポルトガル国旗ではなくブラジル国旗が使われているのを見てポルトガルが激怒・号泣する描写は、もはやコミュニティの様式美となっています。
一方、イベリア半島の隣人であるスペインとの関係も一筋縄ではいきません。歴史的に何度も侵略や同君連合(1580〜1640年)を経験させられたトラウマから、ポルトガルはスペインに対して強い対抗心と警戒心を抱いています。しかし当のスペインからは「ただの大人しい隣人」程度にしか思われておらず、相手にされないという一方通行の片思い・空回り感がコミカルに描かれます。