リンスとコンディショナーの違いとは?髪質別の選び方と使う順番の真相

リンスとコンディショナーの違いとは?髪質別の選び方と使う順番の真相についての最新情報をお届けします。

多くの生活者が陥りがちな最大のトラップが、「使う順番」と「併用の是非」です。

ネット上の質問コミュニティでは「シャンプー → リンス → トリートメントの順で使っている」という書き込みが散見されます。しかし、毛髪科学の観点から断言すると、この順番は最悪の悪手です。

油分とシリコーンを主成分とするリンスやコンディショナーを先に塗布してしまうと、毛髪の外周に疎水性(水を弾く性質)の強力な被膜が形成されます。その上からトリートメントを重ねても、内部補修成分であるPPTやCMCは油膜バリアに弾き返され、コルテックスまで到達することができません。高額なトリートメントの栄養分が毛髪の表面を滑り落ちてそのまま排水口へ流れていくことになり、補修効率は激減します。

正しい併用順序は、例外なく以下の通りです。

【正解の塗布手順】
シャンプー(皮脂・汚れの洗浄) → トリートメント(内部補修成分の浸透) → コンディショナー/リンス(外部キューティクルの密閉)

この順番を守ることで、開いたキューティクルからトリートメント成分を深く浸透させ、その直後にコンディショナーの油膜でキューティクルを整えて成分を内側に閉じ込める(フタをする)シナジーが完成します。

では、そもそも「リンスとコンディショナーを併用する」必要はあるのでしょうか。結論として、リンスとコンディショナーの併用は百害あって一利なしです。どちらも表面コーティングを主目的とする製品であり、重ね付けしても被膜の過剰堆積(ビルドアップ現象)を引き起こすだけです。髪が重くベタつき、乾きにくくなり、トップのボリュームが失われる原因となります。日常のケアは「シャンプー + コンディショナー」または「シャンプー + トリートメント」の2ステップで十分に完結します。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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