賃貸の画鋲穴で退去費用は請求される?国交省基準と損しない防衛術
賃貸の画鋲穴で退去費用は請求される?国交省基準と損しない防衛術とは一体何なのか? 主要なファクトを丁寧に紐解いて紹介します。
退去費用の明細を見て「画鋲の穴があるから部屋全体のクロス張り替えで10万円」などと請求された場合、即座にサインしてはいけません。壁紙の部分補修や張り替えには明確な相場と減価償却のルールが存在します。
一般的な量産品クロスの張り替え相場は1平米あたり1,000円〜1,500円程度です。さらに重要なのが、壁紙の法定耐用年数は6年と定められている点です。新築または張り替え直後に入居した場合でも、3年住めばクロスの価値は50%、6年住み続ければ残存価値は「1円(10%ではなく1円)」まで下落します。
たとえ不注意で穴を広げてしまい補修義務が生じたとしても、入居年数に応じた減価償却が適用されるため、全額を負担する必要はありません。経年劣化分を差し引いた金額のみを支払うのが適正な敷金精算のあり方です。