子宮頸がんワクチンは性行為後だと手遅れ?噂の真相と接種の判断基準

子宮頸がんワクチンは性行為後だと手遅れ?噂の真相と接種の判断基準とはどのようなものなのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

Q1:すでに性経験があり、過去にクラミジアなどの性感染症にかかったことがあっても接種できますか?
A1:全く問題なく接種可能です。クラミジアや淋病などの細菌性感染症と、ウイルスであるHPVは感染のメカニズムが異なります。過去に他の性感染症の既往があっても、HPVワクチンの有効性や安全性に悪影響を与えることはありません。現在進行形で急性期の炎症や発熱がある場合を除き、安心して医療機関を受診してください。

Q2:接種完了(3回)する前、1回目や2回目の途中で性行為をしても大丈夫ですか?
A2:性行為自体を行っても身体に毒性が出るような害はありませんが、「未接種の型に対する十分な免疫」はまだ完成していません。1回や2回の接種途中では抗体価が最大値に達しておらず、感染防御効果が不完全な状態です。そのため、途中で性行為を行う際は必ずコンドーム等を用いて感染リスクを最小限に抑える行動をとる必要があります。

Q3:性行為の経験があれば、事前にHPV検査を受けて陰性を確かめてから打つべきですか?
A3:事前のHPV検査は医学的に推奨されていません。仮に何らかの型で陽性が出たとしても、シルガード9が標的とする9種類すべてに感染している可能性は極めて低く、未感染の型を防ぐために接種する意義が消えないためです。事前の検査費用を追加でかけるよりも、その予算を接種自体や定期的な子宮頸がん検診に充てる方がはるかに合理的です。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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