千代の富士を支えた特等床山・床雄の凄み|神技と知られざる現在

千代の富士を支えた特等床山・床雄の凄み|神技と知られざる現在の重要ポイントをご紹介します。最新トレンドが詰まっています。

大相撲の裏方として最高峰の地位まで上り詰めた床雄氏の本名は、勝山 雄二(かつやま ゆうじ)氏。1939年(昭和14年)生まれの勝山氏は、戦後間もない昭和20年代後半に相撲界へと飛び込み、床山としての第一歩を踏み出しました。所属は名門・出羽海部屋から始まりましたが、昭和42年(1967年)に第41代横綱・千代の山が独立して九重部屋を興した際、弟弟子であった第52代横綱・北の富士らと共に九重部屋へ移籍。ここから九重軍団の黄金期を裏から支える伝説が幕を開けます。

日本相撲協会の番付において、床山は役職階級制が取られており、最下位の見習い(五等)からスタートします。床雄氏は北の富士、千代の富士、北勝海という3代の横綱をはじめ、大関・千代大海など九重部屋の黄金時代を彩った名力士たちの頭を一手に引き受けました。そして平成12年(2000年)、長年の卓越した功績が認められ、全国の床山の中でわずか2名しか枠がない最高位「特等床山」に昇任。平成16年(2004年)11月場所をもって65歳の日本相撲協会停年(定年)を迎えるまで、半世紀にわたり相撲界の第一線で櫛を握り続けました。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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