相対性理論「気になるあの子」コード進行とギター弾き方の極意
相対性理論「気になるあの子」コード進行とギター弾き方の極意にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。
インターネット上のコード譜閲覧サービス(U-フレットなど)は非常に便利であり、多くのギタリストが日常的に活用しています。しかし、ネット上の簡易コード譜をそのまま弾いてみた演奏者が「原曲と何かが違う」と違和感を抱くケースが散見されます。ネット上のコミュニティや知恵袋、ギタリストのSNS検証でも頻繁に指摘される「3つの落とし穴」を検証します。
第1の落とし穴は、「すべてのコードを6弦すべてのフルストロークで弾いてしまう」ことです。ネットのコード譜には「F#」「G#」と表記されていても、原曲のギターは6弦ルートのバレーコードをジャカジャカとストロークしていません。フルストロークで演奏すると、ローミッド(中低音域)が飽和してしまい、やくしまるえつこの透明感ある歌声の帯域を覆い隠してしまいます。
第2の落とし穴は、「コードチェンジ時のリズムの突っ込み・もたつき」です。「気になるあの子」のコードワークは、シンコペーション(小節をまたいで拍が食い込むリズム)が多用されています。拍の頭でコードを変えるのではなく、8分音符ウラで先食いしてコードチェンジする箇所が連続するため、メトロノームを使わずに自己流で練習すると、グルーヴが破綻して疾走感が完全に失われてしまいます。
第3の落とし穴は、「テンションノートの省略による響きの平坦化」です。簡易譜面では「F#maj7」が単なる「F#」に簡略化されていることが多々あります。maj7の持つ独特のセンチメンタルな響きを省略してしまうと、相対性理論特有の文学的でポストモダンなニュアンスが、ありふれたポップスへと変質してしまいます。