なぜ食べ放題をバイキングと呼ぶ?語源と帝国ホテル発祥の真相

なぜ食べ放題をバイキングと呼ぶ?語源と帝国ホテル発祥の真相とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

語源となった「ヴァイキング(Viking)」は、8世紀後半から11世紀にかけて西ヨーロッパ沿海やスカンジナビア半島周辺で活躍した武装船団・交易民を指します。彼らは単なる略奪者ではなく、卓越した航海技術を持つ商人や開拓者でもありました。

一方、料理としてのルーツである「スモーガスボード(Smörgåsbord)」は、スウェーデン語の「スモーガス(バターを塗ったパン)」と「ボード(テーブル)」を組み合わせた言葉です。家族や親族が集まる祝いの席で、ニシンの酢漬け、スモークサーモン、ミートボールなどの冷菜・温菜を長机に並べ、各自が自由に皿に盛って乾杯する北欧の伝統的祝宴料理が起源となっています。

荒波を越える北欧海賊ヴァイキングの歴史と、北欧の人々が受け継いできた豊かなもてなしの食文化。この二つが東京・日比谷の地で融合したことで、現代の日本人が愛する「バイキング」が誕生しました。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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