なぜ声が通らない?喉を痛めず腹から声を出す方法をプロが徹底解説!
なぜ声が通らない?喉を痛めず腹から声を出す方法をプロが徹底解説!に関する詳細情報を徹底的にまとめました。最新データをチェックしましょう。
「腹から声を出す」という言葉を文字通り受け取り、お腹を極端に膨らませたりへこませたりして無理やり力んでしまう人がいますが、これは逆効果です。正しい腹式呼吸のやり方の核となるのは、肺の下部に位置するドーム状の筋肉である横隔膜の使い方です。
息を吸う際に横隔膜がぐっと下がることで、肺が下方向へ広がり、押し出された内臓によってお腹まわりが自然と膨らみます。そして息を吐く際には、下腹部(おへそから指3本分ほど下にある「丹田」)を意識し、風船から一定のスピードで空気が抜けていくように下腹をゆっくりと引き締めていきます。
ここで極めて重要になるのが腹圧のかけ方のコツです。力任せに腹筋を固めるのではなく、「息を吐く勢いを一定に保つためのクッション」として下腹部に適度な張りを保ちます。この丹田を意識した発声ができるようになると、喉に余計な力を一切入れなくても、安定した呼気が声帯を滑らかに震わせ、遠くまで真っ直ぐ届く通る声の出し方が自然と成立します。