年収800万の手取りと税金内訳を徹底検証!額面の割に残らない理由
年収800万の手取りと税金内訳を徹底検証!額面の割に残らない理由の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。
年収800万円世帯を苦しめるもう一つの要因が、各種行政支援における「所得制限の罠」です。
児童手当と高校等就学支援金の所得制限
児童手当については、少子化対策関連法の改正により所得制限が撤廃され、高所得世帯への特例給付区分(月額5,000円)が解消されました。高校生年代までの給付が拡大されたことは年収800万円世帯にとって強い追い風です。
しかし、「高等学校等就学支援金制度(高校無償化)」においては、世帯年収約590万円〜910万円未満の基準により、私立高校進学時の加算支給対象から外れ、基本支給(年額11万8,800円)のみとなるケースが一般的です。自治体独自の授業料実質無償化施策でも、親の所得制限を設けている地域が多く、額面年収が高いことで恩恵を受けられないジレンマが残っています。
年収800万住宅ローン借入可能額と適正返済比率
金融機関の審査基準上、年収800万住宅ローン借入可能額は最大で約6,000万〜6,500万円(年収の約7.5〜8倍)まで融資枠が広がるケースがあります。
しかし、審査上限まで借り入れるのは極めて危険です。手取り年収約600万円に対して毎月18万〜20万円の返済を背負うと、返済負担率は手取りベースで35%を超え、教育費のピーク期や金利上昇局面で家計破綻を招くリスクが高まります。専門家の見地からは、借入額は4,000万〜4,800万円以内(手取り返済比率20〜25%以内)に抑えるのが健全な家計防衛の鉄則です。