ブルーブラックはブリーチなしで透明感が出る?色落ちの真相と失敗しない頼み方

ブルーブラックはブリーチなしで透明感が出る?色落ちの真相と失敗しない頼み方に関するポイントを分かりやすくまとめました。専門的な情報をご確認ください。

ネット上の掲示板やSNSで頻繁に報告される「色落ちしたら藻のような緑色になってショックを受けた」という現象。このブルーブラック緑になる理由は、絵の具と同じ減法混色の原理で説明がつきます。

ブリーチを施した毛髪は、メラニン色素が削られて黄褐色〜薄黄色になります。そこへ青色の染料(ブルー)を単体で投入すると、「髪に残存した黄色 + 残留した青色 = 緑色」という化学変化が確実に発生します。特に14トーン前後の金髪ベースに施術した場合、ブルーの褪色が先行し、残留した青の基底色と黄ばみが混ざり合うことで、2週間後にくすんだマットグリーンへと転落してしまうのです。

この失敗を回避するプロの調合技術が「バイオレット(紫)のカウンターカラー設計」です。紫は黄色を無彩色(グレー・白)へと打ち消す補色作用を持ちます。サロン現場では、ブルーブラックの薬剤に対して10〜20%の補正用バイオレットを混入させることで、緑化を完全にブロックし、シルバーグレーから柔らかなグレージュへと抜けていく緻密なカラーコントロールを行っています。

一般的なブルーブラック色落ち経過をタイムラインで追うと、以下の3段階で推移します:

  • 染めたて〜3日目:室内では漆黒、太陽光直下で鮮やかなネイビーブルーが発色。
  • 1週間〜10日後:表面の純青が抜け、透け感の強いダークチャコールグレーへ変化。
  • 3週間〜1ヶ月後:ベースがブリーチなしなら赤みのないアッシュブラウン、ブリーチありなら淡いシルバーベージュに着地。
井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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