そら豆の茹で方決定版|シワなく色鮮やかに仕上げる塩分2%と2分の技

そら豆の茹で方決定版|シワなく色鮮やかに仕上げる塩分2%と2分の技の総合ガイドをご紹介します。役立つ情報が詰まっています。

ネット上の料理コミュニティやSNSで頻繁に見られる失敗談が、「茹でた直後はふっくらしていたのに、食卓に並べる頃には表面がクシャクシャに縮んでしまった」という現象です。この原因は、加熱そのものではなく「茹で上げ後の冷却プロセス」に潜んでいます。

多くの家庭でやりがちなのが、枝豆やブロッコリーと同じ感覚で「茹で上がったそら豆を冷水や氷水にドボンと浸けて冷ます」という行為です。急激な冷水浸漬を行うと、豆の内部の熱い蒸気が一気に凝縮して内部圧力が急低下する一方、外側の薄皮だけが冷やされて硬化し、内側へ引き込まれるようにシワが寄ってしまいます。さらに、余分な水分を吸うことで水っぽくなり、せっかくの塩気も抜け落ちてしまいます。

シワを防ぐプロの技法は「丘上げ(おかあげ)&強制送風」です。鍋から引き上げたそら豆を絶対に水へ落とさず、平らなザルやバットに重ならないよう素早く並べ、うちわや扇風機の強風を当てて一気に熱を飛ばします。表面の水分を瞬時に気化させながら冷ますことで、薄皮がピンと張った美しい状態をキープできます。

また、料理屋が使うもう一つの高度な技法が「地冷まし(じざまし)」です。薄めの塩味をつけた出汁(だし)をあらかじめ冷やしておき、茹でたてのそら豆を熱いままその冷たい出汁に漬けて冷蔵庫でゆっくり冷ます方法です。浸透圧の落差をなくしながら内部まで出汁を含ませるため、何時間置いてもシワひとつない極上の仕上がりになります。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest