インフルエンザで腰が痛い原因は?激痛の理由と市販薬の落とし穴
インフルエンザで腰が痛い原因は?激痛の理由と市販薬の落とし穴について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
「熱は平熱に戻ったのに、腰の重苦しい痛みだけが消えない」「起き上がるときに腰がギシギシ鳴る」といった訴えも頻繁に耳にします。この熱が下がっても腰が痛い理由は、ウイルスの活動期と解熱後で痛みの発生要因が入れ替わっている点にあります。
高熱が出ている最中は前述の通り、サイトカインとプロスタグランジンによる「化学的な生体防御炎症」が主因です。しかし、解熱後に残る痛みは、数日間に及ぶ絶対安静によって引き起こされた「物理的な循環障害と筋膜拘縮」が主体となります。発熱中に脱水傾向が続いたことで筋肉内部の水分が不足し、さらに寝返りも打たずに同じ姿勢で横たわっていたため、大腰筋や脊柱起立筋の筋線維がこわばり、血流不足による酸欠状態が生じているのです。
では、インフルエンザ腰痛いつまで続くのかという目安についてですが、通常は解熱後2〜3日、発症から通算して約5日〜1週間程度で自然と和らいでいきます。体力の回復とともに少しずつ室内を歩き、固まった筋肉へ血流が再循環し始めれば、違和感はスムーズに解消していきます。